言葉:唱歌 (演奏法) | TriangleSight.Net

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  • 唱歌 (演奏法)

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  • 2017/05/01 23:53

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  • 唱歌(しょうが)は、一定の規則に従って、楽器が演奏する旋律を、奏法の情報を含めて、に出して歌うための体系を言う。唱歌の歴史は雅楽で始まり、能楽長唄でも用いられるようになり、近世音楽にも広まった。
    楽器が演奏する旋律を伝えるためには、口頭性(いま、ここで)により伝える方法と、書記性(文字や図形、楽譜など)により伝える方法とがある。唱歌はこれらの中間的な体系である。たとえば、旋律を「ラーララ」というように意味のない発音で伝える方法がある。これは口頭性の例である。また、文字や図形、楽譜等で伝える方法がある。これは書記性の例である。唱歌は、歌えば口頭伝承(口頭性。狭義には第一次口頭性)、文字に書けば書記伝承(書記性)となる。このことから、唱歌は口頭伝承と書記伝承の中間形態ということができる。義太夫節三味線では、3の糸の開放弦の音を「テン」という。同じ音高の音を2の糸で演奏することもできるが、これは「ツン」という別の言葉で表す。唱歌ではこのように、ただ「ラーララ」と意味のない音で歌うのではなく、音名や階名で歌うのでもない。例えば義太夫節の「つなぎ」の旋律は、唱歌では「ツ テ ト ドン テツ テ ト ツン」というように歌う。それぞれの言葉(「ツ」、「テ」、「ト」など)には、体系として音名と奏法についての情報とが含まれている。唱歌で楽器が演奏する旋律を伝えられるのは、このような決めごとがあるからである。長唄等の三味線の唱歌は、特に口三味線(くちじゃみせん)という。

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