言葉:誤植 | TriangleSight.Net

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  • 2018/10/25 23:45

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  • 誤植(ごしょく)とは、印刷物における文字数字記号などの誤りのこと。ミスプリント(ミスプリ)ミスタイプ(mistype(外部))とも言う。特に、企業名商標人名を始めとする固有名詞や、数字の位取りの誤植が起こると、大問題となる。そもそもは、活版印刷写真植字で間違った活字植字してしまうことを指す。近年では印刷物全般に対しても用いられているが、これは厳密には正しくなく、印刷物以外の字の間違いは単に「誤字」と言う。また、ウェブサイト等での誤字や脱字に対して用いることも厳密には正しくない。ラブライブ!」と書かなければならないところが「ラブラブ」になってしまっている。
    当初の誤植とは、「植字の誤り」つまり活版印刷での印刷過程である組み版時のミスであり、植字工がおこす活字の組み間違いだった。活字の欠落、酷い場合には単語そのものの欠落や、活字の配置間違い(例えば"cat"を"act"等)は目立つミスであるが、文字サイズが9ポイントで指定されているのに、8ポイントや10ポイントのものが紛れ込んでしまう、ポイント間違いも含まれる。ただし、電算植字やDTPの普及発達によって、「誤植」の起こる組み版そのものが行われなくなっている。手書きの文書の誤りは「誤記」と言う。「誤植」は主に活版や写植などの大量印刷物の表記の誤りを指す言葉であり、文書処理ソフト上における綴り誤りはその誤り方によって「ミスタイプ」や「誤変換」という。しかし、インターネットの普及によって、ブログなど書いたものが直接公開されるものが一般化し、出版形態も印刷一辺倒でなくなった事もあって、誤記と誤植の差は、無くなりつつある。「誤植」はあくまでも「表記の誤り」のことを指す。例えば「日本は米国より面積が広い」という文は事実に反するが、(「日本」と「米国」を逆に植字してしまったり、本来は「狭い」とすべきところを誤って「広い」と植字してしまったなどの理由でなければ)これは誤謬であって誤植にはあたらない。そのような、文の内容に踏み込んで誤りを正す作業は「校閲」という。しかし、今日では上記のような内容の間違いによる誤謬、ミスタイプ、誤変換なども全て一律に「誤植」と呼ばれるようになっている例えば、『VOW』では手書きチラシの誤字(食品トレイを食品ドレイと誤るなど)や写真の間違いまで一括して誤植としており、「誤植にむしばまれて」などのコーナーで扱っている。宝島編集部『VOW全書3』、宝島社1999が、言葉としては誤りそもそも植字をしていないので、誤植しようが無いであり、誤用の定着の一例と言える。本来ならば、誤記、誤謬等、使い分けられるべきものが、誤植と一纏めにされるようになった経緯は、不明である。
    誤植とは、本来意図した表現の一部が別の字に置き換わってしまう誤りである。大抵は気づけば元の表現に復元できるが、場合によっては深刻な誤解を生むこともある。例えば、薬学の本で薬の量や、単位、種類を誤れば生命に直接関わる。百科事典や辞書などで間違いがあれば間違った知識が流布してしまう危険がある。同様に、小売店が商品の値段を書き間違えた場合には損を承知でその値段で売らざるを得なくなる事態も起きる。電子化された領域では、ヒューマンエラーやデータの破損などでこのような事態が発生することが考えられる。実際、一時期オンライン販売業界の界隈では価格の登録ミスによるトラブルが度々表面化し、幾つかの業者が損害を発生させたことから、現在では大半のオンライン販売サイトで、価格の誤表示については遡って無効とできる旨あらかじめ断り書きを販売規約に入れておくなど何らかの対処がされている。
    本来、誤植は編集作業の過程で「校正」によって正されるべきものである。校正は軽視されがちだが、誤植の有無は出版物や出版社の質を計る指針にもなりうる。校正が不十分だと刊行後にも誤植が残ることが多い。このため、論語子罕第九の「後生可畏」の句をもじって「校正畏るべし」の警句がしばしば言われる。逆に校正者の思い込みによって正しい表現に間違った修正がなされることも起こり得るが、表現に関して直接修正することは、校正者権限の逸脱であり最も忌避される簡潔に言うと、校正者の職分は、原稿通りに印刷されているかの検査であり、原稿内容には関与しないし、してはならない。表現修正に踏み込む場合は、正誤確認のお伺いを立てて、著者や編集者に確認を取るに止まる。ただし、近年に多い編集者が校正も兼ねている場合や、著者校に回す時間のない新聞などは別であるただし、新聞社の場合、担当部署は「校閲部」である。刊行後に誤植が大量に判明した場合や緊急の場合には、修正箇所をまとめた正誤表が改版前に出されることもある。その正誤表や、正誤表の発行後にも刊行物でさらに誤植が発見される例もある。

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